松が岡最寄は、江ノ電 鵠沼駅~小田急線片瀬江ノ島駅周辺 50才代から90才代10名の最寄です。読書は、婦人之友、羽仁もと子著作集『真理のかがやき』、例会の読書を通読しています。月に2回の最寄会を予定しています。
1回目の最寄会は、10時から12時30分まで。婦人之友を読んで、実行した事、気になった事などを聞き合い、自分の生活を見直す材料(テキスト)として婦人之友を活用しています。
2回目の最寄会は、昨年に引き続き、奉仕部のお弁当の持ち寄りをします。担当のおかずを作り持ち寄り、皆でお弁当に詰め、工夫した事、気付いた事など聞きあい、皆でお昼ご飯にお弁当を頂きます。
2月2日(火) 9:45~13:15 出席者 6名 お客様 1名
読書 『世界の心人の心』―真理のかがやき
「知識も能力も健康も、人間の持ちものである。その持っている知識も能力もさまざまの立場も境遇も人間の持ちものである。その持ち物をどのようにでも使ってゆくのは人間それ自身である。」
物事をはじめは形から入り、形だけと思っていることも積み重ねているうちに、だんだん真髄に到達していくと思う。
前回に引き続き、グリドルケーキの具の持ち寄りです。今回は、軽食・昼食を意識して、すぐできる具を考え、持ち寄りました。
・キノコのマリネ
・ひよこ豆の彩りサラダ
(トマト ブロッコリー
カリフラワー ハム)
・ツナとキャベツのカレー風味
・ツナサラダ(玉ねぎスライス)
・コールスロー
(キャベツ 人参 セロリ)
グリドルケーキは、ホットプレートで実習。2度目3度目で皆手慣れたものです。
家族(子ども)と一緒にして、大好評。子どもは率先してお手伝いをして楽しいひとときだったそうです
グリドルケーキ
葉物(レタス サンチュ)
蛋白源(鶏胸肉 ウィンナー)
野菜の和え物などをはさみ、
大豆と野菜たっぷりのスープを
美味しく頂きました。
お客様Nさんは3品も具を作って持ち寄って下さいました。
93才Hさんは、3月いっぱい寒い時期はお休みですが、松が岡最寄十八番「さらしの布巾」をおうちでたくさん縫って下さいました。
2月26日27日「おとなとこどもの生活発表会」で販売予定です。次回の最寄で袋詰めをします。希望者はさらしを持ち帰り、各自、布巾を縫って来ます。
読書に「世界の人も人の心も、その奥底に愛と平和を希うことにおいてただ1つである」とありました。身近な家族との生活から世界へと目も心も寄せられるようになりたいと思いました。
(M記)
1月19日(火) 9:45~13:15 出席者 7名 お客様 1名
読書 『閑棲雑記』―真理のかがやきー
感謝の鞭 南沢の小鳥 寛大ということ 二つの発見
「人はいつでも連帯責任ということがよく分かって、人にも自分の弱みを負ってもらい、自分も力を出して他の弱気を負う気でなくてはならないのだと思います。そうしてそれは、きれい好きが、きれいにしたいという心を鈍らすことではなくて、家中きれいになるようにと、自分はあらん限りの力を出しながら、心を平らにして暮らすことでしょう。割合に高い理想や希望をもって生活する者のほんとうの謙遜さとはそのことだと思います。」
3学期、初めての最寄会です。怪我・病気でずっとお休みだったTさんが久しぶりに出席。また、昨年度からのお客様Nさんも加わり、8人と大人数でにぎやかな最寄会になりました。読書『閑棲雑記』は、ミセス羽仁が、暮れに風邪をこじらせ、入院生活や鵠沼での生活をして感じられたことが書かれています。戦前の話ですが、著作集を読むと、年月には関係なく、真実は一つだということを感じます。松が岡最寄は、夫婦きりの生活になった会員が多く、<寛大さ>は、夫との生活の話に。それぞれ8人居れば8人の夫婦スタイルがあり、「隣の芝生は青い」の所もあります。本鵠沼駅近く尼寺に掲げられている浄土宗の言葉「心の豊かな人は他人の長所が見え、心の貧しい人は他人の欠点が見える」が紹介され、全員納得し、今年一年、他人の長所を見る―その気持ちで過ごしたいと思いました。因みに、今月の言葉は「未来は今の積み重ね」です。一日一日の生活を大切に過ごしていきたいと思いました。
12ヵ月決算の検算後、グリドルケーキの実習と持ち寄りの具でお昼ごはんを頂きました。
グリドル(英:griddle)とは、調理器具のことで平面の金属板.プレートのことです。アメリカでは、パンケーキのことをグリドルケーキと言います。このグリドルケーキは、生地をねかさないですぐに焼くことが出来、手軽に作ることが出来ます。パンケーキやクレープよりもちもちして腹持ちもよく、具をくるんで頂きます。
グリドルケーキ
コーヒーチキン
サニーレタス
きゅうり
カイワレ大根
即席ザワークラウト
レーズン入り煮りんご
柚子ジャム
リンゴジャム
中に入れる具は何でもOK。それぞれの持ち寄りのおかずやジャムなどをくるんで頂きました。一人一人の持ち寄りはわずかでも、お腹も心も堪能すること
が出来ました。
レタス・きゅうり・カイワレ大根・コーヒーチキン・マヨネーズは食事
煮りんごや甘いジャム類はおやつ
さつま芋のポタージュ
お腹がいっぱいと言いながら、水戸名産の干しイモとりんごを頂きました。お昼ごはんを頂きながら、次年度その後のリーダーの話まで進み、また、頑張って、最寄講習会をやってみようかなという気持ちになりました。美味しいものを頂くとほっこりとしたやさしい心持になり、気持ちも軽やかになります。本当に食の力の大きさを感じました。
(M記)
12月15日(火) 9:45~12:45 出席者 5名
読書 『人類への贈物』―真理のかがやきー
「太陽や月や星、空気や水などを私たちに贈って、この肉体の成長を守って下ろうとするばかりでなく、神様はもっともっと大きな贈り物を、人間の魂の成長のために贈って下さいました。それがイエス・キリストです。クリスマスに私たちがお互いに贈り物をしてお祝いするようになったのも、この神様からの最大の贈物を頂いた記念なのです。」
2学期は、著作集「真理のかがやき」を通読していたことを忘れるくらい家事家計講習会の準備などで走りぬいた日々。久々のゆっくりした最寄会で、イエスキリストの誕生の前にふさわしい箇所の読書です。それぞれの子ども時代のクリスマスの様子や学生時代の信仰への導きなどの話に花が咲きます。かなり頑張った2学期。3学期はちょっとゆっくりしたい気持ちを持ちつつ、(最寄講習会をするかしないかは別として)まず、1月最寄会では実習・持ち寄り。2月おとなとこどもの生活発表会に向けて「さらしの布巾作り」の相談です。
ティータイムには、明日の友より
「アイスクリーム・
リンゴのキャラメルソース煮添え」
冷たいアイスクリームにシナモンの香りの温かい煮りんごは、美味しく、心も温まります。
友の会の集まりにはこの楽しみがあることはうれしいことです。
もうすぐクリスマス。神様がイエス・キリストを贈って下さったことに感謝し、この意味を感じつつ、いつになったら、本当によい人間になれるのかというほどの歩みですが、少しずつ少しずつ前向きに歩んでいきたいと思います。
(M記)
7月14日(火) 9:45~13:30 出席者 5名
読書 「建業三十年」―真理のかがやきー
「過去は感謝であり、将来は希望であります。そうしてつなぎ合わせる現在は、いつでも人間の一番緊張しなくてはならない舞台です。」「どうか友の会ばかりでなく、この非常の時に皆さまが奮い起ってくださることを希望してやみません。今の時に安閑として、自分の手もと足もとだけの太平を楽しんでいることは、それこそ国を賊し、家を危うくするものです。」
今年度4月例会でも読んだ箇所です。全国友の会の発会 生活合理化展覧会 世界新教育会議の出席などを経て、ミセス羽仁が60歳の時に書かれ、友の会の使命を感じられる文章です。不平や不満や理屈を言いがちな私たちですが、はじめからできないと思わず、まず、やってみよう、頑張ろうと思って、過ごしていきたいと思いました。
久し振りの最寄会の出席でした。家事家計講習会に向かっての合同最寄会の報告を受け、沢山の夏休みの宿題をもらいました。奉仕部のお弁当も一通り作ったので、最寄講習会を踏まえて、今後の最寄の生活勉強についても話しました。フライパンやトースターやホットプレートを使って手軽にできるおやつをまずやってみようということになりました。
今月は、7月の奉仕部のお弁当。割り当てられた食材を(お休みのSさんも届けて下さいました)持ち寄りました。
・我が家のかんぴょうや干ししいたけはもっと味が濃いことに気付いた。
どの具も甘めだと思う。
・錦糸卵は、よく材料を混ぜたつもりでもガーゼでこしてみると砂糖がよ混 ざっていないことに気がついた。こすと、とてもきれいに錦糸卵が出きた。
・蓮根は、花形に切ってあったのでとてもきれい。
・Tさんのご主人が切って下さり、几帳面さが分かる細くきれいな海苔。
・ぶどう豆は、少し古かったのでちょっと硬めに出来上がった。もう少し長
く水につければよかった。
食品数15
レシピ通りに作ることで、自分の家の食事と見比べると気付くことが沢山ありました。今日は、半月弁当箱と普通の弁当箱と大皿盛りに盛り付けてみました。デザートにコーヒーゼリー・豆乳シロップ添えを頂き、全部とても美味しく頂きました。追加のデザート・粒あん入りの山路、お腹いっぱいと言いつつ、甘いものは別腹なのか、頂くことが出来ました。
午後からは、皆で催物の製作品 松が岡最寄のおはこのさらしの料理布巾の準備です。Hさんが、端をきれいに手縫いして下さり、皆で手分けして刺繍をしてきたものを畳んで袋詰めをしました。
次から、刺繍や端縫いにも挑戦し、私のおはこに加えたいと思います。
6月23日(火) 9:45~2:00 出席者 7名
読書 「生活合理化」―真理のかがやきー
「生活の合理化は、人間生活の基礎工事ですから、あらゆるよいことが、一つとしてその基礎を通さずには出来ていきません。そうしてまたこの基礎工事のための最もよい仕事場、それは家庭です。また人の一生の中で、その基礎工事をする時は、いうまでもなく、赤坊、幼児、子供の時代です。そうしてそれはまた母親の手になります。」天地の動きが合理的に決められているように人間も生きることに天賦の正しい理法を見出し自然の運行生育と等しく合理的に生活しなくてはならない。それは人間生活の基礎工事である。その仕事は家庭である。①時間 ②労力 ③棲む家 ④持ち物 ⑤子ども ⑥経済と実際の例と共に詳しく説明が書いてあり、友の会の中で私たちの学ぶすべてが網羅されている。私たちがいつも口にしているミセス羽仁のことば 寝る前の家 起きたての家 置き場所の決まった家 合間仕事 先手仕事 時間を使うことは命を使うこと等々が思い出され、何度読んでも改めて新しく生活し直そうと決心する箇所です。
今月は、10月の奉仕部のお弁当。時節柄、手に入りにくい食材は、それぞれ工夫し、担当の食材を持ち寄りました。栗ご飯は、さつま芋ともち米を加え、鍋で炊いたご飯。さんまの照焼は、鰆を使い、砂糖は半量にし、甘すぎずよい味に。鶏コロッケは、合挽と違って、さっぱりして油っこくなく、年齢のことも考えこれからは鶏肉にしようと思った。青菜の和え物は、春菊の値段が高く、人参のスライス・練りごまも加えた。すき昆布の煮物は水の量が多く、煮汁がなくなるまで煮ると時間がかかりすぎ大変。でも、そのおかげで昆布
がとてもやわらかく煮えた。食品数18 今日は、半月弁当箱と普通の弁当箱と大皿盛りに盛り付けてみました。デザートにコーヒーゼリーを頂き、全部とてもおいしく出来上がり、大満足の昼食となりました。
(N記)
5月26日(火) 9時45分~2時 出席者7名
読書 『私の六つの問』―真理のかがやき
問1 自分の身の回り―真の日常生活の合理化 問2 自活
問3自発的勉強 問4向上心 問5自立(結婚) 問6社会性
20年前、全部のことが出来ると思って結婚したが、なかなか思い通りにはいかなかったという方があり、本当にそうだと思う。親がかりで暮らしていた人にとって、問1は中々むつかしく出来ていないまま結婚してしまった。問2・3そして何より問4への気持ちが大きかったからこそ、友の会に入会して今まで長く続けて来られたのだと思う。
持ち寄りのある最寄会は、いつもより緊張して一所懸命に調理するのがよい勉強です。調味料の%を間違えたり、足りなくて直前に煮直したりと失敗はいろいろありましたが、今後に役に立つと思います。鮭の粕漬けは初挑戦。粕・ガーゼ・魚・粕・ガーゼと順番を間違えそうになりました。野菜入りだしまき卵は、レシピ通り丁寧に作ると思ったより上手に出来、美味しかったので、これからのレパートリーに加えたいと思います。かぼちゃは、輸入品で煮くずれしやすかったですが、砂糖が多いので何とか形を保てました。ひじきの大豆煮は、1単位の分量が多かったので皆で持ち帰りました。
欠席者の分を含めて、11個のお弁当を準備しました。7品で食品数は15。1人でこれだけのものを整えるのは大変だけれど、皆で作るとすぐでき、共同調理のありがたさを感じます。薄味でとても美味しいお弁当でした。
(N記)
4月21日(火)10時~2時 出席者8名
読書は5月例会読書『競争か協力か』―自由・協力・愛
「競争するのにも相手の実力を知らなくてはその競争も出来ないけれど、協力というものは、なおさら相手をよく知らなくて協力はできない事です。」
デザートには、ヨーグルトゼリー いちごとキーウィ添え、先日亡くなられたHさんのお話をしながら、ケーキにコーヒー・紅茶を頂き、ゆったりとした幸せなひとときを持つ最寄会でした。
(M記)