これまで「大人向け」「子ども向け」と対象を分けて講習会を実施してきましたが、「おうちのことは家族みんなでやってみよう!」をテーマに、新たに「かぞくみんなの生活Labo」が始まりました。お父さんもお母さんも子どもたちも一緒に「おうちはラボ(研究室)」と考えていろいろなことにチャレンジしていきましょう!
参加者:5家族(子ども9名 大人7名)
テーマ:「たたいて おして だれでもアーティスト つくって☆つかう わたしのデザインマット」
7月1日(土)今年度最初の「かぞくみんなの生活Labo」がありました。
筆や道具を使って、それぞれが思い思いのデザインを絵の具で布にのせて自分だけのランチョンマットを作りました。
はじめ、大丈夫かな?とスタッフを心配させた2才と3才のお子さんは、一番先に自由にダイナミックに色を重ね、とても集中して全身で取り組んでいて周りの大人たちを驚かせていました。
子どもも大人も、あっという間に時間が過ぎてちょっと時間が足りないくらいでした。
作品を乾かしている間、『こどもかいぎ』という絵本を読みました。
あるテーマで子どもたちが会議をしていくうちに話がどんどんそれてしまい…というお話。
子どもたちはとても静かに聞いていて、本の内容が自然と子どもたちの胸に入ってくれたようでした。
そのあと、みんなで作品と一緒に記念撮影。恒例の雑巾がけをして終わりました。
普段親子で同じことをする機会はなかなかありません。一緒にいながらそれぞれが思い思いに作品作りに真剣に取り組んで、同じ喜びを味わえる貴重な機会だったと思います。お家に帰っても家族一緒にする喜びを事あるごとに味わってほしいなと思います。(M記)
次回は11月25日(土)、家計簿とおこづかい帳がテーマです。
新しい年を迎える前に、親子でお金について一緒に考えてみませんか?
お問い合わせ、参加ご希望の方はこちらからどうぞ。
参加者:4家族(子ども6名 大人6名)
今回のテーマは、「おかたづけだいさくせん!」「みんなでおそうじ ぴっかぴか!」
第1部、自分のものを自分できれいにすっきり整えられることは大人になっても必要なこと。ひきだしを使い、整理整頓にチャレンジです。第2部は、子ども室で整理整頓の秘密兵器作り。牛乳パックを使ってひきだしの仕切りを作ります。年少の子からお父さんまで、楽しそうに熱中して作業し完成!後始末までみんなでしっかりとしました。大人は口や手を出さないように!お母さんは、「置き場所のきまった家」を読書しました。子どもは「楽しかった!」と色とりどりの仕切りをもってホールに戻ってきました。最後は、半乾き雑巾で子どもの集まり恒例雑巾がけ競争。雑巾は真っ黒、ホールはぴっかぴか!子どもも大人も清々しい気持ちでいっぱいの一日でした。(M記)
参加者:10家族(子ども15名(小学生7名 幼稚園生8名)お父さん2名 お母さん10名 乳幼児4名)スタッフ:13名
読書:労するものにむくいあり(『子供読本』より)
梅雨が明け、朝から暑い中、10家族の親子30人余りが藤沢友の家に集まりました。
最初に食べもののはたらきや調理実習の注意点の話があり、まずおみそ汁づくりです。 1グループ6~7人2~3家族がそれぞれ1鍋ずつ協力しながらおみそ汁作りをします。
中央のテーブルには、ミニトマト、ナス、カボチャ、ニンジン、シメジ、玉ネギ、長ネギ、キャベツ、ジャガイモ、ワカメ、油揚げ。その中から1人100gの野菜をグループで相談しながら選び、食べやすい大きさに切ります。ほとんどの幼稚園生は初めて包丁を使って、真剣にそして慎重に野菜を切ります。また、手を使って、シメジは小房に、ミニトマトのへた取り、キャベツをちぎる子もいます。切った野菜を並べ皆で見合ったあと、鍋に1人分1カップの水を人数分と切った野菜を入れ煮ます。野菜が柔らかくなったら、みそを入れて出来上がりです。
次にごはんがどのくらいの量かはかりで量ってみました。
それから家族ごとにテーブルに分かれて、ごはんとおみそ汁でお昼ごはん。おみそ汁や野菜が好きでないと言っていた子どもたちも、「おいしい!おいしい!」と言って、お代わりする子どもも続出し、とうとうおみそ汁の鍋もごはんのボウルも空っぽです。
みんな、おなかいっぱいで笑顔もいっぱいです。最後に片付けをして解散しました。
感想から
*ジャガイモを切るのがむずかしかったけど、おいしくできて嬉しかったです。
*楽しかった!作るのが楽しかった。おいしかった。
*おいしくて、みんなでつくるのが楽しかった。やさいを切るのがむずかしかったけど、上手にできてよかった。
*出汁をとらなくても十分においしいおみそ汁ができたこと、ごはんの量がとても驚き勉強になりました。(普段食べているのは今日はかったより)うんと少ないごはんの量でした。もう少し子どものごはんの量を増やそうと思いました。
*普段なかなか子どもに包丁を握らせてあげる機会がなかったので、子どもメインで切らせたり、食材を選んだりとても楽しかったです。お出汁を入れなくてもおいしかったです!
欠席者もなく全員が集まることができ、また、けがをすることもなく、無事一日を過ごすことができました。メインのおみそ汁づくりは、野菜を選んだり、計量カップやはかりを使って、実験のようです。出汁を取らなくてもたくさんの野菜から出るうまみで十分おいしいおみそ汁ができることも体験してもらうことができました。親も子もはかることでわかる多くの発見がありました。
若い家族、大勢の子ども達がたくさん参加があり、にぎやかで活気のある友の家に戻りつつあることは何よりうれしいことでした。
次回は来年3月に実施の予定です。興味のある方はぜひご参加ください!詳細が決まりましたらご連絡差し上げますのでホームページのお問い合わせからご連絡ください。(MS記)
参加者:子ども13人 おとな9人 (乳児2人) スタッフ:12人
読書:まかない種子がいつ生える(『子供読本』より)
7月10日(土)に初めての「かぞくみんなの生活Labo」を行いました。
プログラムは2つ。「お洗濯ってたのしいね」と、「ちくちく手を動かして縫ってみよう」です。
「お洗濯ってたのしいね」では、前日に履いていた靴下を持ってきて、実際に洗ってみました。まず、靴下を裏返して、中の砂などを出してみます。「わ~砂だ~」洗面器が真っ黒になって驚く子どもたち。お洗濯をしたものを持ってきてしまって洗ったのに「まだこんなに汚れてた・・・」とびっくりする子どもやお母さん。慣れない手つきで靴下洗いをして汚れた水に驚くお父さんの姿。おとなも子どもも洗濯機に入れる前に靴下は洗おう・・・と感じてくれた様子にスタッフも笑みがこぼれます。やってみて、感じてみる事がいかに大切かをあらためて感じます。
また、ちくちく縫いをする子どもたちの集中するまなざしや、こんなにできるんだ・・・という驚きも共に感じました。中学生以来久しぶりの運針をがんばるお父さんの姿も新鮮で、家族みんなが生活をより良いものにするための時間をともに共有できたことに感謝したいと思います。(A記)