幼児 小学生を持つ母のグループは、日ごろの子どもとの
出来事や、こんなこと困ってる?どうすれば?ということを皆で話し合い共有する場です。
乳幼児Gから卒業すると、同じ年代の子どもを持つお母さんとの関わりは少なくなりますが、子どもたちは集団生活に入り、子育ての心配は尽きません。幼児・小学生を持つ母のグループでは読書を通してみんなで考えたり話したりしながら大切なことを見つけていきます。リーダーもお母さんの中から決めて、読書やテーマなども決めて話し合ったり、実習なども取り入れています。
若いお母さんを中心に、乳幼児を持つ母のグループと同じように絆が深められることを願っています。
参加者 会員親子12組(大人12名、子ども17名)スタッフ3名
*読書 『子供読本』より「先生はどこにでも」
*手仕事 ・蜜蝋キャンドルと木の実を飾った燭台
・フェルトでつくる雪の結晶オーナメント
12月のママLaboは、親子で参加できるクリスマスに向けた手仕事ワークショップです。親子で楽しめる手仕事ができたら…と案を持ち寄り、今回実現しました。
最初は読書で、『子供読本』の「先生はどこにでも」を読み、Tさんに代表で感想を話してもらいました。上のお兄ちゃんが「先生は~」のページを覚えていたというエピソード。成長したお子さんの心にも残る言葉がたくさんある『子供読本』。家に帰って親子で感想を言い合ってもらうことにしました。
この後、親子で簡単な自己紹介。乳幼児グループで顔なじみの方が多いですが、今年入会された藤が岡最寄のHさん親子も、初めて参加してくれました。
次に蜜蝋キャンドルのワークショップです。はじめに今回提案・準備してくれたHさんから説明があり、燭台作りが始まりました。
台となる木と飾り用の木の実はたくさん種類があり、選ぶだけでも楽しくて子どもも大人も夢中に。キャンドル用の画鋲を真ん中にボンドでつけて、自分たちで拾ってきたり選んだりした木の実などを思い思いに飾りつけていきました。
その後、調理場へ移動し、蜜蝋のキャンドル作りです。蜜蝋を溶かした缶に芯をつけていく作業を繰り返します。3グループに分かれたテーブルで、7~8人が蝋をつけてはテーブルの周りを回ります。子どもたちも順番を守って、キャンドルがだんだんと太くなっていく工程を楽しみました。
ャンドルの最後は赤色と青色の蜜蝋をつけて色付け。それぞれ好きな組み合わせの色のキャンドルができました。
先に作った燭台の上にキャンドルを立てて完成です。
次に雪の結晶オーナメントのワークショップです。これは自由学園生活工芸研究所のカタログに出ていたもので、先に見本を作ってくださったKさんから、作り方を説明してもらいました。
各自用意してきた好きな色のフェルトを、切り込み用の型を使って切っていきます。交互に縫い留めるところがポイントで、Kさんに見せてもらって確認。
今日はパーツを1つ作るところまでで、残りはお家でお子さんと作って、できあがったら交流サイトでお知らせしてね、としました。
最後に、できあがった蜜蝋キャンドルを窓辺に並べてみんなで見合いました。どれも素敵なキャンドルで、燭台にはいろんな木の実が飾られていて個性があります。子どもたちも自分で手作りしたキャンドルに満足した様子でした。
蜜蝋のほのかに甘い香りに包まれた友の家でのひとときは、親子の楽しい時間でもあり、会としても久しぶりの手仕事で、あっという間に過ぎました。
懐かしい人との再会や新しい方との出会いもあり、心から楽しむことができました。
今はまだ、以前のように集まるのが難しい世の中ですが、今回は当日の感染症予防のご協力や、共用を避けるために材料はなるべく持参するなど、皆さんにご理解していただき、参加してもらいました。
久しぶりに子どもたちの元気な様子もうかがえて嬉しかったです。
また、親子で楽しめる手仕事ができることを願っています。(M記)
参加者 会員10名 子ども5名
読書 羽仁もと子著者集家庭教育篇(上)『人まねをせずに勉強せよ』
今年度2回目の「幼児、小学生を持つ母の集まり」あらため「ママLabo」がありました。参加者は、係を含む母たち10名、子どもたちは5名でした。
読書では「人まねをせずに勉強せよ」を読み、感想を言い合いました。
友だちがやっているから…という理由で要望を言ってくることへの悩み、例えばゲームや服装、スマホ、今流行っている映画まで具体的な例も出て、各家庭で子どもとどう向き合っているかなど、話が出ました。
また、子どもに自分で考えて行動してほしい、という思いと同時に、親も、子どもの考えを丁寧に聞く、親自身も自分で考えてよい行いをしたい、といった感想も。
「友だちがもっているものだけを見るのではなく、うちにしかないものに目を向けること」「世の中の人は皆、神様の子ども…神様を喜ばせるためによいことをする」といった言葉もそれぞれの心に響きました。
後半は、親子でできる手仕事はないか、作品や写真などを持ってきてもらったものを並べて、みんなで見合いました。かわいらしい素朴な作品を眺めながら、作り方や子どもとのエピソードも聞かせてもらい、場が盛り上がりました。この中から、次回、親子で行う手仕事を決めました。(M記)
参加者 会員10名 子ども3名
読書 羽仁もと子著者集家庭教育篇(上)『天分不相応の教育』
今年度初めての「幼児、小学生を持つ母の集まり」が友の家でありました。参加者は、母たち10名、子どもたち3名が集まりました。
読書では『天分不相応の教育』を読み、それぞれ感想と子どもの近況等を話しました。
読書の感想では、子どもの器を見て発揮させることの難しさ、中学受験で今は偏差値を見てしまうがその子の良さを見てあげたい、いろんな仕事や可能性があることを伝えたい、興味や意欲を促すにはどうしたらいいか、自分自身の器を広げることも大事、どれだけできるかではなく心の広さを問われている、子どもの元々の本質を見てあげる、等々。それぞれの思いや考えを聞くことができました。
子育てでの近況や悩みなどの話もありましたが、私はこうしていたよ、こんな話を聞いたから大丈夫、とお互いを励ましあったり、先輩母たちの経験や苦労した話、そして涙に…、自分だけではないんだと勇気づけられたりで、また頑張ろうと思いました。
後半、夏休みに行われた親子の交流サイト「ふじさわこどもラボ」をSさんが紹介しました。新しい取り組みだと思いますので、次回、上手に活用して楽しく交流できたらと思います。
最後に、この集まりのグループ名称の新しい名前を募集していたので、皆さんと話し合い、「ママLabo」に決定しました。
今までグループLINEで近況を報告しあっていましたが、こういった集まりが久しぶりで嬉しかったです。子どもの年齢やご家庭の状況も違いますが、友の会だからこそ話せる、聞ける、共有できる、貴重な場だなとあらためて思いました。
今後もたくさんの方に参加していただきたいです。(ご参加ください)
次回は11月19日(木)に開催予定です。(M記)