2020年度全国友の会 大会主題
90年培われた力で新たな一歩を
小より大へ 孤立より協力へ 家庭から社会
2020年度藤沢友の会主題
共に学び育ち合おう 世代をこえた交わりの中で
藤沢友の会 90周年主題
次世代につなげたい 心豊かで簡素な暮らし
例会は友の家のホールで開かれます。
各最寄が順に当番にあたり、会場作り、司会などを受け持ちます。
「枝の大小は私どもの天分です。小さいものは小さきに甘んじなくてはなりません。(中略)ただいかに小さくとも幹に連なって、相応の実を結びえるように心がけたいのです。生きる以上は、自分の生(いのち)を出来るだけ役立ててみたいと思います。」
「生きる以上は」(『思想しつつ生活しつつ 中』より抜粋)
<3月例会プログラム>
・読書「生きる以上は」(『思想しつつ生活しつつ 中』)
・ご逝去された会員を偲んで
・今年度を振り返って 家計生活 子ども
・次年度について
・会員広報 南関東部「チーム子ども」の集まりについて 名簿について ピアノ伴奏について
・家計生活 家計報告・家計調査提出状況 全国農村愛土生活研究会の報告
・催物について
・予算委員会について ・友の家の鍵/掃除について
2020年度最後の例会読書は、総リーダーの希望で、本来であれば4月に読む予定だった箇所をもう一度読むことになりました。まだまだ予断を許さない状況が続いていますが、1年経って、できるところから少しずつ活動を再開できるようになったことは大きな喜びです。困難の多かったこの1年、先頭に立って藤沢を引っ張ってくれた総リーダー、委員会への感謝とともに、新年度からも「自分の生を出来るだけ役立て」られますようにと願った例会でした。(I記)
「まず私たち一人一人が、友の会のために実に大切な一人一人だと思いましょう。さし当たって何の働きもない自分と思う人でも、一人の会員として数を満たしていること、それ自身すでに大きな価値(ねうち)だということを深く理解したいと思います。」
(「数の恩寵」『みどりごの心』より抜粋)
<2月例会プログラム>
・読書
・次年度総リーダー/委員会紹介
・次年度について
・職業調べ、購読調べの報告
1月に続き、今月もオンラインでの例会でした。友の家での例会とは違う緊張感はあるものの、2回目ということで、オンラインでの参加にも少しずつ慣れてきたように感じます。次期総リーダー、新委員会のメンバーの紹介があり、このような大変な中で受けてくださったことに感謝し、画面越しですがみんなで拍手を送りました。恒例の生活発表会は、状況を鑑み行われないことになり、その代わりに、それぞれの最寄の1年間の生活勉強の様子をまとめた冊子が3月に発行されます。どのような状況にあっても、いつもどおり、1年の振り返りをするときを迎えられたことに感謝です。(I記)
「明けゆく年は協力の年です。時代は進んで協力の時代になりました。(中略)私どもは時代のこの根本生命に共鳴し同感し共に苦しんで、どこまでもその目的の達成に全力をささげましょう。面倒だからといって、物事をよい加減にしたりまかせきったりしておかないように、各自によく考えて一層生命あり責任のある仕事が、ずんずんと進んでゆくようにしましょう。なぜなら、それははじめから私どもの志であり、また永遠につづくべき仕事であるからであります。」
(「友の会にて」『友への手紙』より抜粋)
<1月例会プログラム>
・読書「友の会にて」(『友への手紙』)
・新年言志
・総リーダーからのお知らせ
2度目の緊急事態宣言発出を受け、2021年最初の例会は、初めてのオンライン開催となりました。事前の練習を経て43名が画面上に集い、顔を合わせることができました。読書では協力のあり方をあらためて考えさせられ、新年言志では困難な状況でも友とともに歩んでいく力をいただきました。短い時間ではありましたが、新年にふさわしく清々しい希望を感じる時間でした。(I記)
「地上のニュースが、不安と失望と悲嘆の重圧の下に、我々を置こうとする時に、我々は心をひそめて、天上のニュース、最も古くしてしかも最も新しき永遠のニュースに耳を聳(そばだ)てるならば、不安の代りに奇しき平和が、失望の代りに鮮やかな希望が、悲嘆の代りに尽きざる歓喜が、我々の魂を占めるであろう。そうして心から「みこころの天になるごとく地にもなさせ給え」と祈り得るであろう。祈りつつ務めることが出来るであろう。
クリスマスよ来たれ、グッド・ニュースをもたらし来たれ。」
(「Good News」『雑司ヶ谷短信 上』より抜粋)
<12月例会プログラム>
・クリスマスカードについて
・次年度を考える会の報告
・総リーダー会/拡大U6プロジェクトの集まりについて
・家計生活
・2月生活勉強発表会について
・二最寄での生活勉強交流会を終えて
・二最寄での生活勉強交流会反省より
・家計報告について 家計調査について
・子ども ママLaboの活動について ママLaboの報告とお知らせ
・講習会 二つの依頼講習会を終えて
・次期総リーダー選出について
・クリスマス礼拝
「願いを持ち続ける」 讃美歌301番
目に見えない小さなウイルスに翻弄され、これまでの常識が覆された2020年。手探りしながらでしたが、無事に12月例会を迎えることができました。「二最寄での生活勉強交流会」や「ママLabo」、公民館からの依頼講習の報告など、感染防止に気を付けながらも少しずつ活動が広がってきた様子が伝わってきました。後半ではいつも明るく前向きな会員のMさんのお話。ご家族との思い出やクリスマスのこと、常に祈りが身近にあった様子をお聞きしました。静かで穏やかな時間をみなで共有することができ、感謝の思いでいっぱいになりました。(I記)
「人の生(いのち)という織物は、いつでも自分の持っている持前の地色に、その周囲にあるさまざまの色を取り込んで、すぐれた模様を織り出し、完全な調和の美を発揮することが出来たところに、その貴い価値(ねうち)があるのです。そのままにしておけば、敗滅に帰してしまうのが最後であるべきものも、それを新しい生の中に取り入れて、自己の生を完成し、同じようになくてならないものとして、さらに後の世にまで伝え、新たに生まれて来る後人の生に、多くの寄与をするからです。」(「保全の力と進歩の力」『思想しつつ生活しつつ 上』より抜粋)
<11月プログラム>
・読書「保全の力と進歩の力」(『思想しつつ生活しつつ 上』)
・総リーダー 次年度を考える会について
・会員広報 クリスマスカードについて 職業調べ/購読調べについて
・家計生活
2月生活勉強発表会について
kakei+勉強会報告
二最寄での生活勉強交流会について
〃 を終えて
・子ども 幼児小学生を持つ母のグループの集まりの報告
・講習会 みくに幼稚園依頼講習について報告
・公共 クリスマス献金のお願い 野宿者支援物資の報告
・事務経済 緊急時の避難について
今年の秋は「それぞれが力をつけるとき」と呼びかけられ、二最寄での生活勉強交流会が行われました。報告では、どの会場でも10か月平均を見合ったことや、生活勉強が深められた様子を聞き合うことができました。外への働きがためらわれることから実施された生活勉強交流会でしたが、最寄を超えて交わることの楽しさ、顔を合わせて集うことができる喜びが、それぞれの報告から感じられました。当たり前と思っていたことが当たり前でなくなっている今、一回一回の集まりを大切に過ごしたいと改めて思いました。(I記)
「一人一人の人間はみな事情がちがい気持ちがちがう。それだからだれでもが他人を指図したり命令したり、いわんや圧迫したりしてよいことをさせることのできるものでない。ただ自分自身のみ一番よく自分を使うことができるのである。」(「音頭取り」『友への手紙』より抜粋)
<10月プログラム>
・読書「音頭取り」(『友への手紙』)
・転入会員の紹介
・全国友の会大会報告
・南関東部会報告
・部会を受けて
・二最寄での生活勉強交流会について
・kakei+勉強会について
・2019年家計報告について
・2019年家計調査について
・食の目安の量の勉強会について
・南関東部「チーム子ども」の報告
・幼児・小学生を持つ母のグループについて
・婦人之友社主催「オンラインイベントの作り方」講座参加報告
オンラインにより開催された全国友の会大会と南関東部会。模索しつつ新たな形で行われた様子に希望を感じました。婦人之友社主催の講座では、オンラインイベントを実施するときには「今までと同じことをやろうとしない」「できることをやろう」とのアドバイスもありました。いろいろ制約がある中で、これからも活動を続けていくにはどうしたらよいのか。わたしたち一人ひとりが自分の持っている力を差し出せる音頭取りになりたいと思いました。(I記)
「女ばかりでなく、男も子供も、一人一人が自分たちのつくったよい家庭に、毎日楽しみ勇んで住むことが出来るように、社会というわれわれ全体の住む所は、この一つ一つの家庭に清く住み、正しく育って来た人の集団であることによってのみ、よき住家となり得るからです。」 (「我々の住む所」(『みどりごのこころ』より抜粋)
<9月プログラム>
・黙祷(旅立たれた会員を偲んで)
・今年度リーダー挨拶
・前年度リーダーへの感謝
・読書「我々の住む所」(『みどりごの心』)
・新入会員の紹介
・高年の方への感謝
・組織について
・行事案について
・全国友の会大会、南関東部会について
・今年度の家事家計講習会について
・2学期の生活勉強について
・かぞくみんなの生活Labo/子ども 夏休み特別企画について
・依頼講習について
2月の終わりから活動を休止してきましたが、ようやく今年度が始まります。
感染予防のこともあり、少し緊張して始まった例会でしたが、集まれたことに喜びを感じる時間となりました。
創立90周年の今年は今までと同じような活動はできません。それでもテーマにあるように、世代をこえた交わりの中で共に学びあって、新しい方法を探りながら91年目に向かって歩んでいきたいと思います。(I記)