勉強会(2018年度)

2月22日(金) 生活発表会

 

参加者 64名 子ども3名  お客様 2名 子ども1名  

1年間の最寄勉強の発表をする、生活発表会が今年も行われました。

まず、今年度、消耗品調べに関わってくださったAさんより報告。周りに消耗品があふれている今、近年、問題となっているマイクロプラスチックにも触れ、生活の見直し、適量をこころがけ、環境に配慮した生活勉強を最寄で取り組んでほしい、と提案がありました。

 

 

続いて、教育費調べのまとめをCさんから。「子どもがよく見えていますか?」「家庭教育費の1ヶ月平均」「習い事の回数」など、会員の子供達の状況を、大きな表にわかりやすくまとめてくださいました。改めて、教育費のことを考えるきっかけになりました。

 

毎日のお弁当を作る工夫の話をNさんより。外で頑張っている家族にほっとできるお弁当を食べてもらいたい、というNさんの思いが伝わった素敵なお話でした。

 

続いてホットプレートを使って、ホットケーキとクランペットの机上講習がありました。Kさんの丁寧な手つきで、色よく焼きあがったホットケーキに歓声があがりました。試食も出来て、2種類の食感の違いも楽しめました。

 

最後は、展示から16最寄の1年間に勉強したことを最寄ごとに発表しました。お弁当、肉まん、グリドルケーキ、高野豆腐、光熱費調べ、バスタオルで作る防災頭巾、など多岐にわたる内容でした。他の最寄の話は、刺激になり、それぞれの最寄に持ち帰って、これから勉強してみたい、と思いました。

 


2月23日(土)おとなとこどもの手仕事ワークショップ

 

参加者 52名    お客様 13名 子ども 11名 

子ども生活学校の子ども 15名

 

はじめに子ども達がホールに集まって、子ども生活学校閉校式を行いました。「まかない種がいつはえる」の朗読を全員で分担して読みました。

その後、子ども生活学校の感想を一人ひとり、発表しました。元気な子ども達の顔と声を聞き、大人たちも元気をもらいました! 

子ども達は、その後、子ども室で毛糸を使ったくもの巣作り、使用済み切手集め、紙コプターの製作などを楽しみました。  

 

大人は手仕事ワークショップです。ホールでは、ワンポイント刺繍、手編みマフラー、防災スリッパ作り。調理室では、肉まん、グリドルケーキ、サバ缶カレー。それぞれ自分がやりたいものにわかれ、説明を聞きながら、挑戦しました。手芸の手仕事など、皆さん集中して製作を楽しんでいたようです。お客様も13名来てくださり、ワークショップに参加してくださいました。

 

12時前より、製作品、食品の販売がありました。オニオンロールパン、炊き込みごはん、おしるこなど、どれも売り切れになりました。ホールや会議室で、ワークショップで作った肉まん、サバ缶カレーなども食べ、おのおの美味しい昼食を楽しみました。

その後、16最寄の1年間の勉強内容を発表して、終了となりました。

 

今回、初の試みで、手仕事ワークショップを行いました。手を動かす楽しみを会員やお客様に感じてもらえたかと思います。また、普段、一緒に会うことが少ない大人と子どもが、一堂に会し過ごせたことは、うれしい時間でした。                                          (D記)

 


1月勉強会

 

1月25日(金) 10:00~12:30  出席 56名

 

 

 読書 「生活の隠れたる部分」

            『思想しつつ生活しつつ(上)』より

 

 

内容 ・「デビットカードをつくってみました」

 

  ・予算を立てましたか?最寄で予算を見合いましょう!

 

昨年の家事家計講習会実例より

     「湘南台と長後最寄」「石上と松が岡最寄」の発表

 

   ・今年の予算立ててみました

 

   ・次年度の家事家計講習会に向けての話し合い

 

   ・ミニセール

 

〇昨年の12月号(婦人之友)に紹介された「デビットカード」、実際にカードをつくり、使ってみたことをNさんが発表。どこで使えるのか、カードの特徴なども詳しく説明があり、とても参考になりました。

〇昨年度の家事家計講習会より、「湘南台と長後最寄」の発表「まずは我が家の家計を知ろう!~私たちの話し合いから~」。初めて家計簿をつけて、我が家の家計がみえてきた会員が次年度の予算を立てるために、最寄で話し合うことで、教育費のこと貯蓄のことなど我が家なりに必要な数字、予算を考えます。

「石上と松が岡最寄」の発表「予算のあるくらし~家計簿でお金の使い方が見えてくる~」生活の節目に合わせたKさんの予算のたて方と守るためには家族も納得した数字であること。ベテラン会員ならではの、予算生活の楽しみ方を教えてもらいました。

〇今年の予算を立ててみました。30代Yさん、50代Iさん。二人ともご家族のインフルエンザなどで、代読となったのは残念でした。

 〇次年度の家事家計講習会に向けて、委員会よりの提案。それについての話し合い。

 

〇ミニセールは郡山友の会の海苔販売。4最寄からスノーボール、スコーン、手編みのマフラー、鍋つかみ、パン、などの出品でした。(C記)

 


9月勉強会

 

9月28日(金) 10:00~12:30  出席 50名

 

読書 「四通八達の家」『みどりごの心』より 

 

内容  ・家事家計講習会に向けて 

      南関東部教育費調べより 部会報告 

      南関東部家計調査から              部会報告 

      100g単価の会の報告 

      会員用手引きの説明 

    ・食費予算の立て方と予算を守る工夫  

    ・「どんなときにもつけつづけたい」 

                  家族と一緒に立てる予算と守るための工夫 

    ・家事家計講習会に向けて考えてみましょう 

     「家計簿をつけていて、よかったこと」 

               「現金合わせはなぜするのか?」 

    ・ミニセール

 

〇昨年、友の会全国で行われた教育費調べの南関東部の調査結果について、詳細報告がありました。また、南関東部家計調査から見えてくることについて報告がありました。グラフなどのデータを見ながら、今の友の会の状況などが見えてくるように感じました。家計調査の提出率が高い小田原友の会の、3ヶ月ごとに皆で家計簿を振り返る、食生活を材料に家計を見直すようにしているなど、家計簿を続ける工夫の紹介もありました。

 

会員用手引きで、食事摂取基準の説明もありました。何度聞いても気づきがあります。

 

〇Mさんが普段、実践されている「食費の予算、目安の量からの買い物の仕方」の話。栄養バランスよく食べるための、買い物の計画購入の話など、具体的な買い物の量の一覧表もあり、とても参考になりました。共同購入の買い物計画の話もあり、皆さん熱心に話を聞いていました。

 〇続いて、「どんなときでもつけ続けたい」Sさんの家計簿のお話を聞きました。家計簿が今の暮し方をはっきり示してくれる、という言葉が印象に残りました。洋服や靴など家族それぞれの買い物を3ヶ月ごとに申請してもらう、などSさんの工夫がとても楽しいお話でした。

 

 〇最後に、出席者に「家計簿をつけていてよかったこと」「現金合わせはなぜするのか」を聞きました。時間の関係で全員には聞けませんでしたが、「今、おだやかに生活できているのは、家計簿のおかげ」「家計簿をつけていると安心」という声があがりました。「現金合わせは苦手だけれど、つけている内容が間違っていなかった、と確認するために必要」という声もありました。

家計会に向けて、家計簿をつけることについてや、予算を守る工夫など、さまざまな視点から考えることができた時間でした。

 

〇ミニセールは、3最寄からスコーンやマフラーなどの出品。郡山友の会の海苔の販売がありました。(D記)

 


7月勉強会

 

7月13日(金) 10:00~12:00  出席 47名

 

読書 「家庭生活と労力」―婦人之友7月号


内容 ・消耗品調べについて 

   ・教育費調べを終えての感想より3名の会員の発表

 ・6カ月平均を見合う 

           (教育費のある人1グループ、教育費のない人2グループ)

       ・グループトーク終了後、各グループの報告を聴き合う

 

〇 516日より615日までの1カ月間、消耗品調べに取り組む。

131名に配布し、提出率59% アンケートに参加したのは77人。使用量が記入出来たのは46%。3050歳代の会員の提出は、48人中22人。

台所洗剤の使い方を調べたグラフを見ながら説明があり、洗剤を使わない人は9人だったが、重曹やクエン酸、セスキに、漂白剤など会員が日ごろ使用しているものや洗う時に使用する用具のことなども、数字で分かる報告だった。環境を考えつつ、調べ物が終わってからも、気をつけたい。

 

〇  教育費調べを終えて、若い会員の記述部分の感想より特に関心のある「小 遣いのこと、スマートフォンをいつ持たせるか?親子での使用のルールについて、子どもの生活習慣について」を3人の会員が発表。問題としている課題も教育費調べをしたことで、親子で考えるきっかけになったという感想もあった。スマートフォンの使用については、2015年婦人之友11月号の記事を一緒に読み、親子で葛藤したことが、子どもがルールを守るための姿勢につながった話で、とても参考になった。

 

〇  3つのグループに分かれ6カ月平均を見合った。教育費のある会員のグループでは、若い会員のそれぞれの教育費の事情が聞けた。習い事や受験にかかる費用についても、先輩会員からアドバイスとエールがもらえた。教育費のないグループでは、特別費のこと(子ども家族との外食費支払いのルール)や消耗品の使い方(家族の意識の違い)。年金生活でも預金を心掛ける話がでた。世代によって予算を守りにくい費目が異なるが、予算を守るためには、家計の底を広げない日々の努力が必要。頑張っている人には拍手。我が家を振り返るいい機会となった。 (C記)

 


6月勉強会   

 

6月22日(金) 10:00~12:30  出席 60名

 

 読書  「囚われざる生活」『思想しつつ生活しつつ 上』

 

 内容  ・買い物調べ、食事調べを終えて

     ・食事調べ(40代会員)から献立の整え方を食グループが

     アドバイス

     ・教育費調べを終えて-報告と参加者しての発表―

     ・夏着の手入れ

   ・ミニセール 

 

5月は、買い物調べ、食事調べ、消耗品調べに取り組みました。 

 回収した調べものは、最寄でじっくり見合うことを目標にしました。家計生活係からの報告と最寄での調べを見合った感想や気が付いたことなどを発表してもらい、日ごろ勉強会に参加しにくい会員からも、感想を聞くことが出来ました。

食事調べでは、朝食や昼食で、不足しがちな青菜や果物などを補うためのヒントを、具体的に教えてもらいました。今後の参考にしたい。

 

  5年に一度の教育費調べは、アンケート部分の会員の思いを皆で確認し合い、調べもの担当者の「家計簿記帳を続けることで、将来の見通しがみえてきます。若い会員の家計簿記帳がふえ、不安をなくす助けとなることを願います。」の言葉がとても心に残りました。

〇夏物衣類の手入れを、衣のグループに教えてもらいました。洗剤で洗いすぎることも衣類の色褪の原因になること。帰宅後の汗をかいた衣類は、水で濡らし固く絞ったタオルでたたいたり、スプレーで滴るくらい水をかけたり、さっと水に通すことで、衣類についた汗を薄めることがとても参考になりました。

 

〇ミニセールは5つの最寄と共働学舎のお肉販売でした。 (C記)


5月勉強会

  

5月29日(火) 10:00~12:30  出席 38名

 

2005年の公開工芸以来、久し振りに夾纈染に取り組むことになりました。試行錯誤の準備段階を経て当日を迎え、皆さんと共に学ぶことで新たな発見があり有意義な時間となりました。

 

 <折る> 和紙を屏風だたみに折り、二等辺三角形、正三角形の二種類の形を作る。

 <染める> 折った和紙の染めたい部分を親指と人差し指で強く持ち、染液の中に数秒間入れる。 

 <色止め> 何色かに染めたら、広げて色止め液を刷毛で塗り、新聞紙で水分をとってから干す。

 

和紙をきっちりと折ることはとても難しく、いちばん時間のかかる作業でした。染めに関しては、染める時の和紙の押さえ方や角度、染液につける時間などによって、様々な仕上がりになります。ひとつとして同じものはなく、染紙を恐る恐る広げていく瞬間の皆さんの様子がとても印象的でした。

 機会があれば、染紙からブックカバーやランチョンマットなどの製品作りの勉強ができたらと思っています。(M記)

ミニセールもおこなわれ、各最寄からたくさんの出品がありました。今回は中古衣料の扱いもありました。


山路の勉強会   

 

4月27日(金) 10:00~12:30  出席 31名

 

藤沢友の会で長年、親しまれてきている和菓子「山路」を生産の方々の指導のもと、皆で調理実習しました。

まず、あんを包む皮種を作りました。

皮種を休ませている間、Kさんに黄身あん作りを見せてもらいました。焦がさないようあんを練る作業を少しずつ交代で体験しました。見ているだけだと、そんなに難しそうに見えなくても、実際にやってみると、思うように手が動かないです。

 次に、皮種に黄身あんを包む作業です。皮種を手のひらにのせ、手を動かしながら、少しずつあんを包むのは難しいですが、皆さん、上手に包んでいました。 

オーブンで焼き、いったん取り出して、表面に指を使って山型を押します。またオーブンに入れ、ついに山路の完成です。

 山路を紙で包む作業も教えてもらい、テーブルでお茶と共に、出来立ての山路を頂きました。リッチな味わいで、とても美味しい!2個はお土産で持ち帰りました。 

先輩方が受け継いできた山路を大切にしていきたい、と思った勉強会でした。  (D記)